母子生活支援施設

Maternal and Child Living Support Facility

母子生活支援施設

母子生活支援施設

母子生活支援施設は、児童福祉法38条に基づいて設置された施設です。18歳未満の子どもを養育している母子家庭、または何らかの事情で離婚の届け出ができていないなど、母子家庭に準じる家庭の女性が子どもと一緒に利用できる施設です。様々な事情で入所されたお母さんと子どもに対して、心身と生活を安定するための相談・援助を進めながら、自立を支援しています。また、あわせて退所された方についても、相談やその他の援助を行っています。
お母さん、子どもたちといっしょに自立支援計画をつくり、それぞれの生きる力を育み、自分らしい生活をスタートできるよう応援します。施設では、それぞれの世帯で独立したお部屋で生活していただき、安心で安全に暮らせる配慮をしています。生活するお部屋以外には、保育室、学童室、カウンセリング室なども整備しています。
私たちはお母さんとともに子どもたちの成長を喜び合い、子どもたちの「笑顔」が家族の「明日(あした)」へ歩むステップになることを願っています。

職員からのひとこと

みおつくし福祉会は、母子生活支援施設として、北さくら園(東淀川区)、リアン東さくら(東成区)、南さくら園(阿倍野区)の3施設を運営しています。「母と子が共に生活する唯一の児童福祉施設」であり、職員は生活の場であればこそできる支援について意識し、母と子の様々な思いに触れ、寄り添い、共に歩くことを目指します。また、福祉のスペシャリストとして権利擁護・主体性・パートナーシップを基本とした専門的な家庭支援を実施し、利用する方の思い描く未来の実現に向け、今後も精一杯、尽力いたします。
みおつくし福祉会の施設ならではの特徴として、特に対人関係の場面で必要となるスキルを細やかに学ぶ取り組みに長年力を入れています。自分そして他者との関係を大切にして、生活をいかに良いものにして行くかという「快い生き方」について学ぶ機会となっています。

神崎 貴
主任 神崎 貴
装飾
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